日常の景色が宝物!吉野ヶ里フットパス

森林や田園地帯のありのままの景色を楽しみながら歩く、イギリス発祥の「フットパス」。日本においても様々な地域でそれぞれ特徴を活かした魅力的なフットパスが整備されてきています。
佐賀県内では佐賀市・伊万里市・小城市など各地で体験できますが、吉野ヶ里町松隈・坂本地区のコースでは、天台宗の由緒あるお寺「修学院」や国の天然物に指定されている「さざんか自生北現地」、日本茶の発祥「栄西茶の茶畑」、竹林に囲まれた林道など、約4キロの道のりを1時間30分かけて歩き、地元住民が胸を張って紹介できる美しい里山の風景を堪能できます。
松隈・坂本コース
見どころスポット
熊野速玉大社のご神木はナギの木で、日本で一番古く樹齢約千年とされています。主祭神は日本初の夫婦神で、葉や実は縁結び、家内安全、旅の安全にお守りにする人があります。
集落の丘の上に建っているため、ここから松隈地区全体が見渡せます。また毎年お正月には参拝者が多く訪れ、地域の柱となっています。
竹林に入ると独特な香りで癒された気持ちになり、竹林を通り抜ける風が起こす音は、人の心を「無」にして、癒しの効果があると言われています。竹には「テルペン」とよばれる芳香物質が含まれており、代表的な効果は「ストレス」の発散です。笹鳴りの音、竹の隙間から降り注ぐ木漏れ日、聞こえてくる小鳥の囀り、、、五感が開放される非日常的空間で幽玄の世界を楽しめます。また、フォトジェニックなスポットとしても人気です。
竹自体には天然の抗菌作用があり、主に食料品の保存目的に使用されています。
竹はイネ科タケ亜科に属する植物です。日本の三大竹はマタケ6割、モウソウチク2割、ハチク1割が西日本を中心に広く分布しています。孟宗竹の原産地は中国江南地方で、江戸中期に島津藩主が藩邸に植栽したのが日本での栽培の始まりとされています。食用にするタケノコの多くは孟宗竹です。
雨の日は、川の水は濁って泥水のお風呂でタオルが汚れる始末です。
当時の風呂場は、簡素な板囲いのみで、仕切りもないため、男女混浴で老若男女和気あいあいで、異性の同級生と入る時は、恥ずかしい思いをしました。嫁いでこられた花嫁さんや若い女性は、人目を忍んで夜遅く入られたりして、苦労も多かったようです。
四季折々の豊かな自然美に囲まれ静かな環境にある「修学院」は、座禅や写経、瞑想など禅の修行体験を行なっていて、訪れる人々の心を整える場として親しまれています。
また、茶の文化とも深い縁があります。平安時代末期の禅僧・栄西が1191年に宋留学からの帰路、背振山中宮の霊仙寺に滞在し、宋から持ち帰った茶の種を霊仙寺西の石上坊の庭に蒔いたのが「日本の茶樹栽培の始まり」と伝えられています。山岳仏教の聖地に唯一残る「修学院」は日本茶の歴史を育んできた貴重な場所でもあります。
地区の農業用水路を活用した3.6×2.5mの小さなコンテナ発電所で、その最大出力は日本最小の30キロワット。
このミニ発電所を運営するのは、売電収入で地域の自立を目指そうと全世帯40戸が株主となって設立した「松隈地域づくり株式会社」です。
総事業費6,000万円で、2020年11月の運転開始以来、売電収入も上々。
地域の自然環境と調和しながら地球環境にやさしいクリーンエネルギーを生み出し、小さな集落の大きな力となっています。地域の特性を活かしたこの新しいエネルギーの取り組みは、全国から「佐賀モデル」として注目されています。
脊振山は、気候が温暖で湿潤なため、山地でありながら肥沃な土壌と豊富な水源があったこと、そして、茶と同じツバキ科の仲間でサザンカ(現在は国の天然記念物に指定されている「千石山サザンカ」)の自生地域であったことなど、茶の生育に必要な自然条件が揃っていたことを見抜いた栄西は、この地で日本の緑茶文化の礎を築きました。
お茶を通じて心と体を整える健康法を説いた栄西の精神は、現代でも大切に引き継がれています。丁寧に手摘みされた最高品質の茶葉を使用している栄西茶は、お茶の効能を最大限に引き出す伝統的な製法で仕上げられています。そのお味の特徴は、カラッとした独特の風味を醸し出す爽やかさ。渋みもなくまったりと濃厚な旨みが根強いファンを魅了しています。
体験者の声
VOICE30代 夫婦 + 子ども1人(小学生2年生)
佐賀市在住感想普段の週末は公園やショッピングモールばかりだったので、涼しい地区竹林や茶畑の青々とした景色にとても癒やされました。コースも起伏が激しすぎず、子どもの足でも無理なく歩けるペースで安心ですが、やはり子供には長かったです
印象に残った点息子が見つけたトンボに大喜び。ありがとうございました
70代 男性(2人)
福岡県在住感想松隈の豊かな自然と、歴史あるお茶のルーツを感じられる良い歩き旅でした。急ぐことなく自分のペースで歩けるフットパスは、健康づくりの運動として良い。福岡からの近さもいい。
印象に残った点地域の方々が手を振って頂けたこと、土地の歴史や茶畑の手入れについて直接話を聞けたこと。集落全員で使っていたと言われている岩風呂が残っているのがいいと思った
50代 夫婦
大川市在住感想九州各地のフットパスを散策している。都会に近いフットパスだと思う。他の地域では、地域のお茶が飲める場所や、事前申し込みで弁当などの予約ができたので、そのようなサービスがあれば嬉しい。
印象に残った点直売所にお茶が売っているかも、と言われて寄ってみたが、栄西茶はありませんでした。
30代 男性 + 子ども3人(4歳、7歳、10歳)
感想ほぼ竹林とさとやま交流館で過ごしました。交流館は誰もいない芝生があり、子供たちは楽しく走り廻っていました。竹林では昆虫探しになりましたが、蚊が多く、蚊のいない時期にまた来たいと思います。ありがとうございました。
川沿いに咲いている花が特にきれいでした
印象に残った点交流館での水遊び
60代 男女グループ(計6名)
佐賀市感想同年代の仲間6人でのワイワイ旅、竹林が思った以上に広かった。修学院さんの階段がキツかった。栄西茶畑は見れたけど、お茶を飲める場所はなかった。
印象に残った点共同浴場は懐かしかった。自分の故郷を思い出した
途中で寄ったカフェの料理もおいしく、眺めもよかった。ありがとうございました。また来たいと思います。







